アレック・ボールドウィン、政界進出は慎重に?
オバマ大統領が率いる民主党の支持者として知られるアレック・ボールドウィンが、自身のブログの中で政界進出について「慎重に考えるべき」とコメントした。アレックは2008年のアメリカ大統領選挙で、共和党のジョン・マケイン大統領候補とサラ・ペイリン副大統領候補が選挙キャンペーンをうつなか、テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の中で風刺的なショーを演出するなど、政治的アピールを意欲的に行ってきた。政界進出への野望を抱くアレックだが、一方で自身の政治事務所を立ち上げることについて「(出馬は)有権者の神聖な信頼を得ることであり、しっかりと熟考すべき」と、踏みとどまる考えのよう。アレックが政界進出を躊躇する一つの理由には、自身の出身がニューヨークという点がある。プレイボーイ誌のインタビューでは「僕はニューヨークの中で活動するニューヨーカー」と語っていたアレックだが、ニューヨーク州には現国務長官のヒラリー・クリントン氏や、元ニューヨーク州知事のエリオット・スピッツアー氏ら強力な民主党の政治家たちが存在しており、地元を離れる気がないアレックはブログの中で「自分が政治家になることで、別の人に悪い影響を与える可能性もある」とコメントしている。