ブルック・シールズ、10年ぶりにスクリーンへカムバック
7月7日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われたマイケル・ジャクソンさんの追悼式で、長年の親交があったマイケルさんとの思い出を語ったブルック・シールズが10年ぶりにスクリーンへ戻ってくることが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ブルックがサミット・エンターテイメントとパーティシパント・メディアの新作映画『ファーリ・ベンジェンス』(原題)への出演するとのこと。すでに映画『センター・オブ・ジ・アース』のブレンダン・フレイザーの主演が決まっている同作は、動物たちの住処を荒らした不動産開発業者がアライグマの軍団に復讐(ふくしゅう)されるファミリー向けのアクション・コメディー映画だ。ブルックはブレンダン演じる不動産開発業者の妻を演じる。映画『ナイト ミュージアム』のディック・ヴァン・ダイク、アメリカで大ヒット中のコメディー映画『ザ・ハングオーバー』(原題)のケン・チョン、映画『愛の伝道師ラブ・グル』のサマンサ・ビーも出演し、監督は映画『クリスティーナの好きなコト』のロジャー・カンブルがあたる。
ブルックは、1990年代のテレビシリーズ「ハロー・スーザン」のヒット後はテレビ界を中心に活躍しており、映画出演は脇役で出演するのみで、今回のようにメインキャラクターで映画出演するのは1999年の映画『ブラック AND ホワイト』以来となる。最近では、「セックス・アンド・ザ・シティ」の原作者キャンディス・ブシュネルのベストセラー小説をドラマシリーズ化した「リップスティック・ジャングル」で主演を務めていたが、同シリーズは今年3月にエンターテイメント・ウィークリー誌によって打ち切りが発表されている。今後ブルックがテレビ界だけでなく、映画界でも活躍するのを期待するばかりだ。