ミッキー・ロークの完全復活映画『レスラー』異例のロングヒット、26日間で1億円突破
6月13日から37スクリーンで公開されたミッキー・ローク主演の映画『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)が、8日までに興行収入1億円を突破した。
宣伝関係者によると、公開26日目の8日に1億円を突破。「作品のクオリティーの良さが口コミで広がり客足が途絶えない興行が続いている」と話す通り、1スクリーンあたりの平均興収が高く、小規模公開作品として異例のロングヒット中。初日2日間では、観客動員1万5,191人、興収約2,000万円とスマッシュヒットを飛ばし、興行ランキングで初登場第11位に食い込んでいた。
東京都内では日比谷・TOHOシネマズ シャンテ、渋谷・シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか5スクリーンで公開していたが、高稼働を受けて11日から新宿・テアトルタイムズスクエアで、拡大公開がスタート。今後さらにスクリーン数を増やしていく予定。
1980年代にセックスシンボルとして世界的スターの座につきながら転落人生を歩んだミッキーが、自身とオーバーラップさせるかのように老年プロレスラーが人生の輝きを取り戻す様を体現。ミッキーの完全復活が各方面で高く評価され、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞をはじめ世界各国の映画賞54冠に輝いた話題作だ。
日本でもただ単に高稼働するだけでなく、これまでに、現役レスラーはもちろん、タレントのみのもんた、作家の内館牧子さん、原田芳雄、余貴美子、お笑い芸人のケンドーコバヤシら著名人も続々鑑賞。高い注目度を示している。
映画『レスラー』は全国公開中