『ハリー・ポッター』一作目から劇的に見た目が変化!ネビル役のイケメンを直撃!
J・K・ローリング原作による世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの劇場版第6弾映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、日本で本日15日より公開されるが、シリーズを通して一番見た目が変わったと言われているネビル役のマシュー・ルイスに話を聞いた。最初のころのルックスと今を比べるとまるで子どもと大人。カッコイイ大人に変身したネビル役のマシュー・ルイスに話を聞いた。
-シリーズを通してあなたが一番変わりましたよね?
そうだね。最初のころ僕はぽっちゃりしていたけど、だんだんやせてきて、また髪を切ったり、出っ歯にするために義歯を入れたりしたんだ。そういうのはキャラクターのパーソナリティーを表現するのに役に立つから、全然気にならないよ。そういう意味ではパーソナリティーもだんだん変わってきているから、役にしっくりくるよね。
-プロデューサーからもっとダサくいなさいとかって言われたりしますか?
そういうリクエストはないよ(笑)。ご存知のように衣装班がしっかりしているからね。
-本作でのネビルの活躍とはどういうところでしょうか?
ダンブルドア軍団をできる限り助けようとしている。自分で最大限の努力をして、正しいと思うことをまっとうしようとするんだ。スラグホーン先生のクラブに参加したいと思うけど、させてもらえないという面白いシーンがあるんだ。参加させてはもらえないのに、頑張って最終的には入れてもらえるんだ。ただし、ウエイターとしてね(笑)。ドリンクを運ぶだけなんだけど、おかしいシーンなんだよ。
-原作以上に活躍するのでしょうか?
いや、かなり原作に忠実なはずだよ。6作目ではネビルはそれほど出てこないんだ。説明しなければならないことがたくさんあるから、あらすじにあまり関係ないことを取り入れていく余裕はない。それでも監督や脚本家は、親切にも僕のシーンをなるべくたくさん入れてくれようとしたんだ。監督はいつでも、余裕があればできるだけ多くのネビルのシーンを入れてあげるからって言ってくれるんだ。だからまた今年の撮影が終わるまでにさらに増やしてくれるのかもしれないなあ(笑)。
-今回はハリーもロンもラブストーリー的な色が濃いわけですが、そういう話がネビルにはなくて残念だと思われましたか? キスシーンもなくてがっかりされたとか(笑)?
キスシーンってプレッシャーを感じるものだよね? ダンは去年もやったけど、今年はルパートもだ。
-ネビルというのはどういう性格で、どういう人柄だととらえていらっしゃいますか?
原作を最初の何巻かを読んで感じたことは、彼はとても傷つきやすく、恥ずかしがりやで自分に自信がないということだった。いつでも最善を尽くそうとし、努力を惜しまない。ストーリーが進んでいくにつれ、彼にはもっとさまざまな側面があることに気付く。もっと奥が深く、彼には両親についての暗い過去があるわけで、そういうところから、彼がなぜシャイで自信がないのかがうかがえる。でもハリーに助けられて、彼は変わっていくんだ。どんどん強くなり、彼には勇気が備わり、そして改善したいという意志があって、だからこそグリフィンドールにいて、努力を重ね。最終的にはそれを達成することができるわけだ。その様子を見るのはいいものだよ。
-自分自身がネビルと共感できる部分というのはありますか?
そうだね。僕は忘れっぽいし、不器用なんだ。よくものを倒しちゃったり、転んだりするから、しょっちゅうけがばかりしているよ。サッカーが好きでよくプレーするけど、けがが絶えず、プレーするよりもベンチに座っていることの方が多いくらい。それ以外には何かなあ? ずっと自分はネビルよりも勇気があると思っていたけど、今ではそれはどうかと思うね。だんだん先のストーリーを読み進むにつれ、ネビルには僕より勇気と情熱があるとわかってきたから、かっこいいと思う。
-怖いおばあちゃんがいたりしますか?
そんなことはないよ(笑)。僕のおばあちゃんはいい人だよ。
-サッカーのプレミアリーグのチームで好きなチームはどこですか?
プレミアリーグは好きじゃないんだ。僕のお気に入りのチームはリーズユナイテッドなんだ。プレミアリーグに限ってということだったら、リバプールかな。
-ハリー・ポッター以外で何かほかの映画作品に出演されたことはありましたか?
5歳のときからずっとテレビ番組に出てきたんだ。映画としてはハリー・ポッターが初めてだったよ。
(ここより最終巻のネタバレがあります)
-ネビルは7巻の最後ではどのようになるのでしょうか?話せる範囲で教えて頂けますか?
脚本はまだ出来ていないから、映画ではどのようになるかはわからないけど、原作は読んだよ。最後というと、最後の最後、19年後のシーンということ? それともその前?
-どちらでも構いませんが。
彼は、まだダンブルドア軍団でほかの学生たちと一緒に自由のために戦っているわけだけど、今では彼はとても強くなったんだ。そうなるとは僕も思っていなかったけど、最後まで戦ってヘビを殺すんだ。これは最高だね。素晴らしいストーリーだよ。
-演じるのを楽しみにしていますか?
待ち切れないよ。(取材・文:シネマトゥデイ)