市川雷蔵の作品だけ?なんと100本一挙上映する没後40年企画
37歳の若さでこの世を去り、15年間の役者人生で出演した作品は159本というスーパースター市川雷蔵祭が開催され何と市川の出演作100本が一挙上映されることがわかった。ちなみに本日7月17日は市川雷蔵さんの命日。1969年7月17日、ガンにより逝去してから没後40年になる。
市川雷蔵さんの代表作は、やはり映画『眠狂四郎』。同シリーズは12作におよぶ。また市川崑監督映画『炎上』(三島由紀夫原作「金閣寺」)に出演し、翌年のキネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン主演男優賞、NHK映画最優秀主演男優賞を受賞するなど15年の役者人生の中で邦画界の頂点に上り詰める。
若尾文子や中村玉緒など多くの女優に愛され、市川崑監督や三隅研次監督などの日本映画を代表する監督から信頼され、そして永遠のライバルは勝新太郎だったという。まさに、映画を愛し、映画に愛された男といえるだろう。
「没後40年特別企画 大雷蔵祭」と題されたこの映画祭は、10月より角川シネマ新宿ほかで開催。映画『眠狂四郎』シリーズ全作品、映画『陸軍中野学校』シリーズ全作品、映画『大菩薩峠』全3部作など人気作品から特別出演作品まで計100本が上映される予定だ。
「没後40年特別企画 大雷蔵祭」は10月、角川シネマ新宿ほかにて全国公開