下品すぎ!ウクライナで上映禁止に!サシャ・バロン・コーエンの『ブルーノ』
サシャ・バロン・コーエンの新作コメディー映画『ブルーノ』が、ウクライナで上映禁止となりそうだ。ウクライナの文化観光省は、『ブルーノ』の中に登場するシーンの中で、ブルーノが自分のペニスを見せ付ける場面やゲイ・パレードの場面など、保守的で信仰の厚い市民層から反感を買うと考えているよう。
ガーディアン紙(電子版)によると、あるウクライナの外交官は自分の国について「ウクライナ社会は保守的だ。ゲイやセックスの話題は上らない。ウクライナ西部は特に、家族の問題については保守的で、カトリックやギリシャ正教を厚く信仰している」と語っている。ウクライナではサシャの前作『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』も上映禁止となっており、アメリカでは興行収入が全米ナンバーワンに輝いた本作も、東欧ではサシャの笑いのセンスが通じないようだ。