世界中で2,000万人が読んだ「かいじゅうたちのいるところ」が実写映画化!
世界中で約2,000万部売れているモーリス・センダック原作の絵本「かいじゅうたちのいるところ」がスパイク・ジョーンズ監督によって実写映画化されることが決まった。日本でも100万部を突破している大ベストセラー絵本だ。
映画『マルコヴィッチの穴』で、その独特のセンスが世界中で絶賛されたスパイク・ジョーンズに対し、何と原作者モーリス・センダック氏が彼に白羽の矢を立てたという。
「かいじゅうたちのいるところ」は、やんちゃな少年マックスが母親とけんかをしてボートに乗って家出をするところから始まる。やがて、怪獣の島にたどりつき、その島の王様になって誰もが幸せになる世界を作ろうとするのだが、そこで彼はさまざまなことを学んでいく。
かいじゅうたちの王様になる8歳のマックスにその名も同じマックス・レコーズ。マックスのママに『マルコヴィッチの穴』でもエキセントリックなキャラを発揮したキャサリーン・キーナー。そのママのボーイフレンドに映画『ブラインドネス』などのマーク・ラファロら個性派が名を連ねる。
先ごろ行われた毎年恒例のアメリカ・ホワイトハウスのイースター(復活祭)イベント「イースターエッグロール」で、オバマ大統領が、招かれた子どもとその親たち約3万人を前に、この絵本「かいじゅうたちのいるところ」を読み聞かせたことも記憶に新しい。
映画『かいじゅうたちのいるところ』は2010年、全国公開