超キュート、森迫永依!小学6年生にして堂々長編アニメ映画主人公の声優!
りんたろう監督のアニメ映画『よなよなペンギン』で、ペンギンが大好きで空を飛ぶことを夢見る主人公の少女・ココの声優を務めた森迫永依が、このほど都内でインタビューに応じ、本作のテーマの家族や夢、友情について語った。
本作の主人公・ココの家族は母親だけ。父親はペンギンの飼育員をしていたが、数年前に亡くなってしまったのだ。父親から空を飛ぶことを教わるココにちなみ、森迫が父親から教わったことを尋ねると、しばらく考えた後、「クレーンゲームのコツですね。うちのお父さん、すごくうまいんですよ。あと、幼稚園のとき、自転車の乗り方もお父さんから習いました」という答えが返ってきた。父親との関係はとても良好だそうで、「時々、お母さんに内緒でお小遣いをくれたりするんです」とちゃめっ気たっぷりに笑った。また、ココは親友のチャリーを守るため、勇敢に敵と戦う少女だが、森迫も「学校にはとても大切な親友がいます。一緒にふざけたり冗談を言い合えたりすると楽しいですね」とプライベートについて話してくれた。
現在、小学6年の森迫は、長編アニメ映画のアフレコは本作が初めて。「最初は緊張しましたが、そのうちにココと一緒にドキドキわくわくしながら、冒険気分でアフレコをやらせていただきました」という。練習は家のリビングでDVDを観ながら一人で行ったそうだが、「監督さんが『自然体で収録したい』とおっしゃっていたので、あまり長い時間練習するのは避けましたが……」とのことだ。
特に難しかったのはココがペンギンの真似をして鳴いたり、叫んだり、感情をあらわにするシーンと言い、「同じ様な場面で、表現が単調になってしまいがちなところは、いろんなバリエーションの声を考えて、試してみました」と優等生ぶりを披露。彼女のひたむきな努力は、映画にしっかりと表れている。最後に「(本作は)友情や家族愛が描かれていて、観ていて元気をもらえる作品です。キャラクターも立体感があって、とてもかわいいので、ぜひ劇場に観に来てくださいね」と元気いっぱいにPRをした。
本作は日本とフランスのクリエーターが集結して生み出したフルCGアニメ。ペンギンコートを着て、よなよな町を歩き回る少女・ココにある日、不思議な招待状が届いたことから、壮大な冒険の旅が始まるファンタジー。
映画『よなよなペンギン』は12月、全国公開