ハビエル・バルデムが『ウォール街』続編を降板!
ジョエル、イーサン・コーエン兄弟の映画『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが、出演の決まっていた映画『ウォール街』の続編を降板したことが明らかになった。
経済誌フォーブスがハビエルの広報担当に問い合わせたところ、ハビエルはスケジュールの問題で『ウォール街』の続編である映画『マネー・ネバー・スリープス』(原題)を降板したとのこと。オリヴァー・ストーン監督がメガホンを取り、マイケル・ダグラスが再び主演するだけにハビエルが続編を降板することはとても残念であるが、彼の広報担当は5、6本の出演依頼がありスケジュールの問題で出演できないことを説明し、「ハビエルはオリヴァー・ストーンを愛しています」と答えた。また、奇妙なことに『ウォール街』の続編を製作する20世紀フォックスはフォーブス誌に対して、ハビエルに対しては正式に出演依頼をしていませんと今になって発表し、ハビエルは『ウォール街』続編の悪役であるヘッジファンド・マネージャーの第1候補ではないと述べた。
どちらにしても、舞台となるウォール街の金融マンたちも『ウォール街』の続編には注目しており、ハビエルの抑えた演技は常に感情を表に出さない冷酷なヘッジファンド・マネージャー役としてぴったりだったろうと残念がられている。ゴードン・ゲッコー役のマイケル、ゲッコーの娘と婚約する若き証券マン役のシャイア・ラブーフは出演が決まっており、誰がハビエルの代わりにヘッジファンド・マネージャーを演じるか注目が集まっている。