役所広司、デンゼル・ワシントンの代役として高評価
デンゼル・ワシントとジョン・トラヴォルタ、二人の名優が激突する映画『サブウェイ123 激突』のモニター試写会でアンケート調査を行ったところ、デンゼルが演じたウォルターを役所広司で見てみたいとの声が多く寄せられた。
地下鉄ハイジャック犯にふんしたトラヴォルタと、その交渉を務めることになってしまった地下鉄職員を演じたデンゼル。スリリングなストーリーもさることながら、二大俳優の演技の激突も見どころの本作。モニター試写会に訪れた男女にアンケートを実施したところ、二人のどちらが好きかとの質問に、半数以上がデンゼルと回答し、「二人がもしあなたの○○だったら?」との質問でも、父親、上司、部下のすべてにおいて、半数以上がデンゼルを選んでいる。理由としては「優しそう」「信頼できる」「安心して仕事が任せられそう」「忠実そう」などの意見が多かった。
作品自体の評価としては「あきさせない」(40代男性)、「ミステリーファンにはたまらない展開」(30代女性)、「予想以上にテンポが良くて面白い」(20代女性)などのコメントが寄せられており、満足感を得た観客が多かったようだ。そしてデンゼルとトラヴォルタの対決を日本人で例えるなら? との問いでは、デンゼルが演じたキャラクターには、デンゼル同様、複雑で魅力的なキャラクターを演じるのに長けている役所を推す声が多く、一方トラヴォルタには渡辺謙が最も多く選ばれた。
アメリカ人が選ぶ「最も尊敬する俳優」第1位に選ばれた経験もあるデンゼル。ここ日本でもその魅力は広く知られており、高い人気を維持し続けている俳優の一人といえるだろう。
映画『サブウェイ123 激突』は9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開