『ターミネーター4』のタフな女パイロット、スピルバーグのテレビシリーズでノア・ワイリーと共演
映画『ターミネーター4』でタフな女パイロットのブレア・ウィリアムズを演じたムーン・ブラッドグッドが、スティーヴン・スピルバーグか製作するテレビシリーズへ出演することが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ムーンはスピルバーグがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるタイトル未定の新作テレビシリーズへ出演するとのこと。同シリーズには、すでに「ER 緊急救命室」のノア・ワイリーの主演が決まっており、映画『ザ・スピリット』のセイチェル・ガブリエル、「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のジェシー・シュラム、子役のマキシム・ナイトの出演も決まっている。ストーリーは、エイリアンの侵略から生き残った人間たちが人類の存亡を懸けてエイリアンと戦うSFシリーズで、スピルバーグと映画『プライベート・ライアン』のロバート・ロダットが考え出したアイデアを基にロダットが脚本を手掛けている。ムーンは生き残った人間たちを集めたグループのメンバーの一人で、エイリアンの恐怖におびえる子どもたちにセラピーをしている女性を演じ、ノアがそのグループのリーダーであるトムを演じる。パイロット版は、映画『タイムリミット』のカール・フランクリン監督がメガホンを取り、アメリカのケーブルテレビ局TNTで放映される予定だ。
映画『ターミネーター4』で一気に有名になったムーンは、オランダ・アイルランド系アメリカ人の父親と韓国系の母親を両親に持つエキゾチックな美女だ。ピープル誌の2009年度「世界で最も美しい100人」の特集でも選ばれている彼女は美しさの中に強さを秘めた女性で、今回のテレビシリーズでも夫を亡くしながらも、エイリアンに抵抗するためにレジスタンスグループを支えるリーダーの親友を演じることになる。