世界中が大絶賛!CGに頼らないリアル・アクションの西部劇とは?
2008年のカンヌ国際映画祭で絶賛され、世界中から高い評価を集めた西部劇映画『グッド・バッド・ウィアード』がついに日本公開となるが、CGを使わない純度100パーセントのリアルなアクションに、映画ファンから大きな期待が寄せられている。
イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホという韓国3大スターが、CGにもスタントマンにも頼らない命懸けのアクションに挑んだことで話題の『グッド・バッド・ウィアード』。1930年代の満州を舞台に、冷酷なギャングのボス、クールな賞金稼ぎ、マヌケなコソ泥の悪党3人が、宝の地図をめぐって争奪戦を繰り広げる本作は、韓国映画史上最高といわれる制作費を投じ、200丁余もの銃器や3万発を超える空砲弾を使用したダイナミックな映像で、観るものの度肝を抜くアクション・エンターテインメントだ。
中でも15分以上にもおよぶ荒野の追跡劇は、これまで誰も観たことのないスペクタクルの連続。宝の地図を奪い合う3人に加え、大日本帝国軍、朝鮮独立軍、さらには馬賊団までが参戦し、バトルは壮絶な混戦状態に突入! もくもくと舞い上がる土煙の中、荒々しい男たちが馬やバイクで疾走しながら銃をブッ放し、雨のように降り注ぐ砲弾の爆発をくぐり抜けていく様は、まさにノンストップ・リアル・アクションと呼ぶにふさわしく、近年のVFX超大作とはひと味もふた味も違う本物の迫力に満ちあふれている。登場人物それぞれの視点でめまぐるしく変化するカメラワークが疾走感を盛り上げ、観ているだけでアドレナリンが放出すること確実だ!
また、ギャングのボスは確実性の高いリボルバー、賞金ハンターは射程距離の長いウィンチェスターライフル、コソ泥は柔軟に対応できるワルサーP38など、悪党3人が個性的な武器でブチかますガン・ファイトにも注目したい。射るようなまなざしで相手を仕留めるギャングのボス、ライフルを軽やかに撃ちまくる賞金ハンター、2丁拳銃の技を披露するコソ泥といった、3人の繰り出すシビれるようなガンさばきを、ぜひともスクリーンで堪能してほしい!
映画『グッド・バッド・ウィアード』は8月22日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開