したまちコメディ映画祭開催!訳ありの韓国の国民的アニメ映画も公開!
去年、大盛況のうちに幕を閉じた、したまちコメディ映画祭in台東の第2回が行なわれることが決定した。8月11日には実行委員会会長の吉住弘区長や総合プロデューサーを務める、いとうせいこう。さらには審査員を務める大林宣彦監督、岸田加代子、堀部圭亮などが集まり“第2回したまちコメディ映画祭in台東”についての記者会見が行われた。
サブカルブームの火付け役となった彼が独自の視点で用意した上映作品は、中国の“ヒップホップコメディ”『浮かれたゴミ屋さん』や、いとう自らが日本語字幕を担当したという『タチマワ・リー~悪人よ 地獄行き急行列車に乗れ』など、どれもここでしか観られない個性的な作品ばかり。なかでも注目なのは、21日の前夜祭で上映される予定の『テコンV』劇場版。実はこの作品“ある事情”で日本では公開される事のなかった韓国の国民的アニメ映画。どことなく、日本の元祖ロボットアニメに似ている。いとうは「実はこの映画、日本のあれじゃねえのかと思う所が随所にちりばめられております」とサブカル好きの心をくすぐるようなコメントを残していた。
ほかにも会見では、日本と西洋の伝統を融合した前代未聞の新企画“史上初!!船乗り込み&レッドカーペット”さらにオープニング作品の『大洗にも星はふるなり』の謎とされていたヒロイン役女優が戸田恵梨香である事の発表が行なわれ、会場を盛り上げていた。
この映画祭は、昔ながらの伝統や文化芸術などジャンルを問わない、誰もが楽しめる笑いを、みんなで共有しようという映画祭。
“したまちコメディ映画祭in台東”は台東区各所にて9月22日から25日までの開催予定で、その前日9月21日には前夜祭が行なわれる。