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あのヴィン・ディーゼルが『プライベート・ライアン』を撮影していた!?

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ヴィン・ディーゼル
ヴィン・ディーゼル - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『リディック』『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られるヴィン・ディーゼルが、10月9日に日本で劇場公開される映画『ワイルド・スピード MAX』の前章ともいえる短編映画『Los Bandolerod』(原題)について語ってくれた。本作は、ドミニカ共和国で3日という短期間に撮影された短編映画で、『ワイルド・スピード MAX』のオープニングで描かれる石油タンクローリーの強盗シーンに至るまでのストーリー。

映画『ワイルド・スピード MAX』

 本作で監督も務めたヴィンは、「スティーヴン・スピルバーグ監督が映画『プライベート・ライアン』を撮影していたときに、アポなしで会いに行ったんだ。当時無名のオレが生意気にも大監督に、監督するにあたって必要なことを聞いたわけさ。とにかく周りのスタッフたちは驚いていたね。でもスピルバーグ監督だって、若いころはユニバーサルのスタジオに潜り込んで、住んでいたくらい度胸のある男なんだ。だからオレの行動も快く受け入れてくれたのさ。そして高価なカメラを渡して、カメラオペレーターとともに本編の撮影をさせてくれたんだ! オレの映像が使われているかどうかはわからないけど、とてもうれしかったね!」と驚きのエピソードを教えてくれた。

 短編のアイデアについて「ドミニカ共和国で撮影に来ていたオレが自転車に乗っていたとき、靴磨きの少年がオレの靴を磨こうとしたんだ。だからオレはその代わりに、彼の横に商品として置いてあったCDを買うことにした。そのCDのタイトルが『Los Bandolerod』だった。レゲエの音楽を集めたそのCDに感化されたオレは、ドミニカ共和国の町並みを描いてみたいと思ったのさ。そしてそれが『ワイルド・スピード MAX』につながる前日談になったわけさ」と語る。画面で観ると、相当大きな体をしているイメージのヴィン。しかし、実際は締まった筋肉のスポーツマンタイプの雰囲気がある。40代になっても、まだまだ動きの激しいアクション映画が期待できそうだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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