マイケルさんのコンサート・リハーサルの映画、ソニーが約57億円で配給権獲得世界公開へ
マイケル・ジャクソンさんが亡くなる直前までリハーサルを行っていたコンサートツアーのリハーサル映像がソニー・ピクチャーズによって映画化されることが決定した。
USAトゥデイ紙などによると、撮影されたリハーサル映像は合計で80時間ほど。映画のタイトルはコンサートツアーのタイトルを使い『This Is It』と題され、10月30日に世界同時公開されるという。リハーサル映像の映画化交渉は、マイケルさんが亡くなった約3週間後から始まっていたらしい。最終的にはソニー・ピクチャーズがオファーした6,000万ドル(約57億円)で、マイケルの遺産管理側とコンサート・プロモーターのAEG Liveが承諾したとのこと。映画は一部3-D映像が使用され、友人や幻となったコンサートでマイケルと一緒に仕事をした人たちとのインタビューも新たに行い、映画に加えられる予定だという。
Usウィークリー誌によると、契約書には、マイケルの関係者が10月2日までに完成した映画を試写できること、PG指定であること、そしてマイケルを否定的に捕らえた映像が含まれていないことなどが盛り込まれているという。今後は映画『This Is It』のサントラ、ディレクターズ・カット版DVD、スペシャル・エディション2種類の発売も予定されているらしい。