ウォンビンの兵役後初の出演映画『母なる証明』がアカデミー賞韓国代表に!
映画『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』で、日本でも知名度を上げたポン・ジュノ監督による映画『母なる証明』が、第82回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表に選ばれたことがわかった。
本作は、静かな町で起こった悲惨な女子高生殺人事件の第一容疑者となり身柄を拘束された息子(ウォンビン)の疑惑を晴らすため、真犯人を追って奔走していく母親(キム・ヘジャ)の姿を描くミステリー。ウォンビンの兵役後初の出演映画ともあり注目は高く、今年5月に行われた第62回カンヌ国際映画祭では、上映後に約5分間ものスタンディングオベーションとなる熱狂ぶりをみせ、すでに公開された韓国では動員数300万人を突破する大ヒットスタートを記録している。
今回、選考のライバルとなったのは、2004年のカンヌ映画祭で審査員特別グランプリを受賞した映画『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督による新作映画『コウモリ』やヤン・イクチュン監督の映画『Breathless』(英題)。激戦の結果、世界に通用する圧倒的な完成度とクオリティーの高さや、監督およびキャストの人気と実力の高さなどが評価され、本作が見事韓国代表に。
アカデミー賞にエントリーされたことで、韓国では「初のアカデミー賞受賞映画になるのでは!?」との期待の声も上がっている。日本でも人気の高いポン・ジュノ監督とウォンビンによる本作に、栄光は輝くだろうか?
映画『母なる証明』は秋、シネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほかにて全国公開