故マイケルさん、最後の勇姿をとらえた映画『THIS IS IT』新たな場面が公開!
マイケル・ジャクソンさんのカムバック・ツアーとなるはずだった「This Is It」のリハーサル映像と関係者のインタビューで構成された映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の新場面写真が解禁された。
本作は6月25日に急逝したマイケルさんが、7月よりロンドンで予定していた延べ50公演にわたるカムバック・ツアー「This Is It」のためのLAステイプルスセンターで行われたリハーサル映像を中心に構成されたライブ・ドキュメンタリー作品。撮影された映像は数百時間にも及び、ソニー・ピクチャーズエンターテイメントが6,000万ドル(約55億円)で世界配給権を獲得したことでも話題となった。
今回解禁された画像はブルーのジャケットに身を包み、バックダンサーを従えて切れのあるダンスを披露している場面。クリエイティブパートナーでもあったケニー・オルテガ監督は「いまだかつて見たことのないマイケルの姿に出会うことになるでしょう。それは製作の現場にいる偉大なアーティストとしての彼の姿です。コンサートとしての『This Is It』は観ることができなくなってしまいましたが、本作によってマイケルの貴重な肖像を披露することができるのです」とコメントしている。
7月からロンドンで行われるはずだった「This Is It」のチケットは、一般発売直後に75万枚がソールドアウトになるなど、マイケルさんに対するファンたちの思いは強く、またマイケルさん自身、カムバックに向けて死の直前までリハーサルにすべてを注ぎ込んでいた。イギリスツアー後はワールドツアーの計画もあったとのことで、復活を心から望んでいたファンはもちろんのこと、最後のカーテンコールの準備まで入念にしていたというマイケルさんの無念は計り知れない。
近年はその奇行、経済問題、児童に対する性的虐待など音楽面より、ゴシップ面でその名を耳にすることが多かったが、本作では“キング・オブ・ポップ”としての本来の姿を堪能することができる。またファン必見の日本版オフィシャルサイトも近日公開される予定。これからもマイケルさんの伝説は続いていきそうだ。
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は10月28日(水)より丸の内ピカデリーほか全世界同時公開