お弁当の王道、のり弁のバリエーションがすごい!極上のり弁とは?小西真奈美も体験!
“弁当男子”というフレーズが生まれるほど、お弁当ブームの現代にぴったりの映画『のんちゃんのり弁』には、観た人が愛情たっぷりのお弁当を作りたくなるような、極上ののり弁レシピが登場する。
小西真奈美ふんする本作のヒロインは、ダメなだんなを捨てて、子どもと二人で人生の再スタートを切ろうとする女性・永井小巻。だが、小巻と並ぶこの映画の主役は、小巻が娘ののんちゃんのために作る、おいしそうなのり弁だ。「イタリア国旗のり弁」「大人のり弁」など、さまざまなのり弁の中から、今回はのんちゃんが大好きな「子どものり弁」のレシピを紹介しよう。
お母さんたちが、必死になって作っているキャラクター弁当、通称キャラ弁を食べる友だちをよそに、小巻の娘ののんちゃんが幼稚園でおいしそうにほおばるのは、ふたを開けるとのりで真っ黒なのり弁。一見手抜きのように見えるが、実はご飯とおかずが何層にも重なっていて、栄養と愛情たっぷりのお弁当なのだ。「子どものり弁」の最下層には、甘辛く味付けされたひじきと油揚げをまぶしたご飯、次の層には卵そぼろ、その上には栄養たっぷりのにんじんシラスご飯、その上にはいんげんおかかキンピラ、白米、そしてのり……、と合計6層にもわたる壮大なのり弁なのだ。ちなみに、お弁当のふたにのりが付かないようにするコツは、のりをちぎって敷くことらしい。
お弁当は、節約できる上に、作った人の愛情も伝わる最高のアイテムだ。子どものころに味わった、お弁当箱を開けたときのワクワクと温かさを、もう一度大切な人に届けてあげてはどうだろう。一口食べると、何層にも広がる味が大きな驚きに変わる不思議なのり弁。食べる人の笑顔を想像して、ぜひ小巻に負けない愛情たっぷりののり弁を作ってみてほしい。
映画『のんちゃんのり弁』は9月26日より有楽町スバル座ほかにて全国公開