ケタ違いの限界映像!ドキュメンタリー史上最高70億円投入『オーシャンズ』特報解禁!
『アース』『ディープ・ブルー』などの話題のドキュメンタリー映画をはるかにしのぐ規模と技術力を駆使して撮られたドキュメンタリー映画『オーシャンズ』の驚異的な映像の特報が解禁になった。
驚くのがドキュメンタリーでは破格の製作費70億円という額。そのほとんどが、このカメラがないとこの映像は絶対に撮れないというような特殊なカメラやクレーン照明などの装置の開発に使われている。海の上の映像には海のステディカムともいえるテティスというカメラを使用。人工水平機を内蔵し、荒れ狂う海の上で船を全力疾走しながら撮影しても、安定した映像を撮ることを可能にした。
海の中の映像にはトーピード(魚雷の意味)というカメラ機器で海の中でのハイスピードの追尾を可能にし、スピードの速い海洋生物の先頭に留まり高解像度カメラで撮ることに成功している。また、深海では有人の限界ともいえる人間を乗せた世界初の潜水艦と探索ロボットのペアの使用で深海5,486メートルの撮影も可能にしている。
このたび解禁された45秒の特報を見るだけでも、その画の安定感と躍動感、そしてディティールのすみずみまでクリアに映し出している映像は、明らかにいままでのドキュメンタリーとは一線を画していることがわかる。
そしてこの映像は、世界の50か所で、70回の撮影を4 年以上の歳月をかけて100種以上の生物の姿を捉え、いままで体験したことがないような角度からの圧倒的な画力を持って迫ってくる。監督のジャック・ペランは『WATARIDORI』を撮り終えたころから常に頭の中からイルカたちと一緒になって泳ぐような映画を撮りたいと思い続けてきた。世界中の大きな映画館の最大級のスクリーンに、最高に美しく映し出されることをイマジネーションして妥協は一切許さず撮りあげたこの『オーシャンズ』は、観るだけの映画から体感する映画の醍醐味を思う存分味わうことができるだろう。
映画『オーシャンズ』は2010年1月22日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
第22回東京国際映画祭オープニング作品