セクシーミニワンピ姿で登場の工藤夕貴、鬼才ジム・ジャームッシュ監督との固い絆を語る!
19日、女優の工藤夕貴が、渋谷シネマライズにて行われた映画『リミッツ・オブ・コントロール』の初日舞台あいさつに登壇した。
インディーズ映画界の鬼才ジム・ジャームッシュ監督作品に、永瀬正敏と共演した映画『ミステリー・トレイン』以来約20年ぶりの出演を果たした工藤。ジム監督とは、友人としての付き合いがずっと続いていたそうで「ジム監督が日本に来るたびに会っていました。通行人でもいいのでまた何かあったら声をかけて、と言っていたので今回オファーをもらってうれしかったです!」と顔をほころばせた。
しかし前作は日本語での演技だったが、今回は英語のセリフだったのでかなり苦労したという。「『ミステリー・トレイン』のころは若かったし、外国人に日本語はわからないから、とナメてました(笑)。でも今回はジム監督と親しいだけに英語で演技する自分が気になってしょうがなくて、水を注ぐ手が震えるぐらい緊張したんですよ!」と国際的な活躍が目立つ工藤にしては意外な一面を見せていた。
作家性が強く、有名俳優たちが出演を熱望するジム監督作品の魅力について「ジム監督の映画の良さは、感性が触発され研ぎ澄まされるところだと思う。観終わって帰るとき、おしゃれな人間になった気分になれる」と熱く語り、ジム監督の才能にすっかりほれ込んでいる様子だった。
『リミッツ・オブ・コントロール』は、スペインを舞台に、名前もない孤独な男がある任務のために様々な街をさすらう様を、現実と夢が交錯するような独特の世界観で描く。
映画『リミッツ・オブ・コントロール』は渋谷シネマライズほかにて全国公開中