小西真奈美、「信じてついてきて良かった……」厳しい演出を乗り越えた!
23日、スペースFS汐留にて映画『のんちゃんのり弁』舞台あいさつ付き試写会が行われ、小西真奈美、村上淳、子役の佐々木りお、そして緒方明監督が登壇した。
31歳を迎えてダメ亭主と離婚し、1人娘を抱えてのり弁屋を開こうと奮闘する主人公を演じ切った小西は、「緒方監督の演出は、毎回レベルが上がっていくんですよ!」と撮影時の思い出を語り苦笑。すると緒方監督は「(子役の)りおちゃんは1回しかやってくれないけど、ほかは何度演じさせてもいいからね(笑)」とあっけらかんとコメントし、小西はもはや笑うしかないといった状態。
だが小西は「仕上がりを見たら、すごくテンポがよくて楽しくて。人間が生きているということがちゃんとわかって……。本当に素晴らしかったです」と感動しきりで、「緒方監督を信じて、最後までついてきて良かったと心から思えました」とコメント。緒方監督も感動の面持ちを見せ、場内からは温かい拍手が送られた。
一方、個性的な存在感を完全に封印し、主人公が恋に落ちる幼なじみを演じた村上は「緒方監督に『とりあえずそこにいてくれ』って言われて……」と撮影を振り返っていたが、緒方監督の観客に対する「ムラジュン(村上)は出てないと思った方がいい!」とのコメントには「え~! それはないでしょう!」と大慌てだった。
『のんちゃんのり弁』は離婚を機に、故郷で弁当屋を開こうと奮闘するシングルマザーの小巻(小西)と娘ののんちゃん(佐々木)のきずなと成長を描いたハートフルな物語。
映画『のんちゃんのり弁』は9月26日より有楽町スバル座ほかにて全国公開