ミラノ映画祭、優秀賞は日米合作『扉のむこう』が受賞!次点は内藤隆嗣『不灯港』と日本勢が上位
イタリアで20日に閉幕した第14回ミラノ映画祭のコンペティション部門の結果が発表され、優秀作品賞に日米合作映画『扉のむこう』が受賞。次点にあたるスペシャル・メンションに内藤隆嗣監督『不灯港』が選ばれ、日本作品が上位を占めた。
『扉のむこう』は英国人のローレンス・スラッシュ監督が、引きこもりをテーマに、主に一般人を起用して日本で撮影した人間ドラマだ。本年度のオランダ・ロッテルダム国際映画祭で上映されたほか、今月27日まで開催している「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2009」にも出品されている。海外での評判が、今後、日本でも大きな関心を集めそうだ。(取材・文:中山治美)