松田優作、最初で最後のドキュメンタリーに浅野忠信や仲村トオルが出演
2009年に生誕60年、没後20年を迎える伝説の俳優、松田優作の最初で最後の公式ドキュメンタリー映画『SOUL RED 松田優作』の出演者が、松田の誕生日9月21日に、恵比寿リキッドルーム行われたバースデーライブで発表された。
ライブには約1,000人の観客が詰め掛け、松田優作の生前のライブ映像が流れ、中村達也率いるLOSALIOSの熱いステージと東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、さらに武田真治、竹中直人など、豪華ゲストの登場に会場は盛り上がった。そんな中、公式ドキュメンタリー映画『SOUL RED 松田優作』の総監修エグゼクティブ・プロデューサーで松田優作の妻、女優の松田美由紀より本作の出演陣が、浅野忠信、香川照之、宮藤官九郎、仲村トオル、森田芳光監督、そして『オーシャンズ13』のアンディ・ガルシアであることが発表された。
松田美由紀は、「今、男児は草食だと言われていますが、本当はイザ! となったらみんな肉食なはずなんです。そんな熱いものをもう一度呼び覚まそうじゃないか! と言う主旨で今回の『SOUL RED Project』を始めました。熱いということはカッコいいと思うのです。今日出演して下さっている中村達也さんをはじめ本当に皆さん熱くてカッコいい。集ってくださってありがとうございます!」と本作を作ることになったきっかけとカッコいい男について熱弁した。
映画『SOUL RED 松田優作』は優作から多大な影響を受けた国内外の映画人によるインタビューなどを通じ、時代の寵児であり唯一無二の存在である人間・松田優作像、彼の魂「SOUL RED」を浮き彫りにし、短くはかない生涯で彼が遺したものを改めて考えさせられる。
映画『SOUL RED松田優作』は11月6日より新宿ピカデリー、11月7日より丸の内ピカデリーほか全国公開