ジュリア・ロバーツの撮影現場でヒンズー教徒たちから不満の声
インドで新作映画『イート、プレイ、ラブ』(原題)を撮影中のジュリア・ロバーツだが、製作側が撮影の安全のために現地のヒンズー教寺院を封鎖してしまったことに地元住民から不満の声が相次いだ。この日は、ヒンズー教の最も重要な祭りナブラトリの日で、多くの地元ヒンズー教徒たちが寺院を訪れるが、付近でジュリアの撮影が行われるとあり、地元警察は350人もの警備チームを配置し、装甲車とヘリコプターの重装備で周辺地区を封鎖。信者たちが寺院に入れなくなる事態となった。テレグラフ紙(電子版)によると地元住民は「警備のために朝から中に入ってお祈りすることが許されなかった。何とか忍び込んだ人もいたが、ほとんどが門前払いだ。ナブラトリのお祭りに寺院にいけないなんて!」と憤慨している。
ジュリアは本作で、ヒンズー教の精神修行で自己を見いだそうとする女性を演じているが、撮影中の安全のため銃を携帯した40人の警備が付いているという。