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「東のエデン」映画版は映画ファンにはたまらないパロディネタが満載!

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監督が持っているのがうわさの白い携帯電話です。(写真左から、木村良平、神山健治監督、玉川紗己子)
監督が持っているのがうわさの白い携帯電話です。(写真左から、木村良平、神山健治監督、玉川紗己子)

 26日、池袋テアトルダイヤで映画『東のエデン 総集編 Air Communication』の初日舞台あいさつが行われ、声優の木村良平玉川紗己子、そして神山健治監督が登壇した。4月から6月にかけて全11話が放送されたテレビ版の瞬間最高視聴率5.7パーセントを記録した人気作品だけあって、劇場には多くのファンが来場していた。

 記憶をなくした主人公が、なぜか映画の記憶だけは残っているという設定の本作は、随所に散りばめられた映画のパロディが特色となっており、映画『ボーン・アイデンティティ』『タクシードライバー』『グラン・ブルー』『ドーン・オブ・ザ・デッド』など、映画ファンならニヤリとしてしまうようなパロディが満載だ。そういった作風について、「この『東のエデン』の世界が、視聴者の方と地続きの世界なんだよという接着剤のような意味で、映画ネタを使わせていただきました。最初は僕の趣味で映画をチョイスしたんですが、だんだんゾンビネタとか、そういったことが作品とリンクしていくようになったんです」と明かした監督。

 また、本作の重要なアイテムとして、100億円の電子マネーがチャージされていて、その残高に応じて願いが何でもかなうというノブレス携帯電話が登場していたが、このあいさつ中に木村と玉川が、実物大の試作品を披露。会場内の「欲しい!」という空気を察した木村が「作るのはなかなかね……、(すごい額なので)大変みたいですよ」とポツリ。それを受けて監督がさらに白い紙製の携帯電話の模型を披露。「エンディングで撮影されたものを持ってきました。紙製なんですが7万円するらしいです」と明かすと、会場からは驚きの声があがっていた。

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 フジテレビが設立した深夜枠「ノイタミナ」内で放送されたテレビ版の総集編として制作された本作。回を追うごとに謎が謎を呼ぶ展開が話題を呼んだ。2009年11月28日に『東のエデン 劇場版I The King of Eden』が、2010年1月9日に『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』と、2部作での劇場版公開が決まっており、テレビ版で明かされなかった謎が解き明かされることになっている。

映画『東のエデン 総集編 Air Communication』はテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほかにて全国公開中

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