『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが『クリスマス・キャロル』で驚愕映像披露!
29日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『Disney'sクリスマス・キャロル』のロバート・ゼメキス監督、プロデューサーのスティーヴ・スターキーによる来日ティーチインイベントが開催された。イベント中には、特別ゲストとしてモデル・女優の杏も登場し、イベントに華を添えた。
この日はおよそ25分のフッテージ映像が上映された後に、会場内の観客によるティーチインが行われ、その後ゼメキス監督とスターキー氏が記者からの質問に答えた。そこに本作の魅力を伝えるプレゼンターとして選ばれた女優の杏が、赤いミニのワンピース姿で登場すると、場は一気に華やぎ、ゼメキス監督もスターキー氏も思わず笑顔になった。ステージに登壇した杏は、「皆さんと一緒にこの映画を観させていただいて、放心状態になっています」と上気した表情であいさつ。原作と映画を比べ、「せりふや景色が、頭の中に思い描いたものを裏切らなくて。原作をこれほど忠実に再現しているのに、それをさらに上のものを観せていただき、とても公開が楽しみです」と圧倒的なビジュアルを持つ本作にすっかり心奪われていた様子だった。
無類の読書家としても知られる杏は、どこか知的な雰囲気で、「『フォレスト・ガンプ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、そして本作など、監督の作品にはどれもが過去を旅して、自分の現在や未来、すべてを見直すというテーマがあるように思うのですが、監督の中に一貫したテーマはあるのですか?」とゼメキス監督に質問。「わたしは人の人生や一生を語ることがとても好きですし、映画というメディアを使えば魔法というか、ダイナミックなストーリーとして語ることができるんです」と真剣に答える監督だった。そして本作のプレゼンターに就任した杏に対して、「杏、ぜひみんなに『Disney'sクリスマス・キャロル』を観てもらえるように魔法をかけてください!」とエールを送っていた。
本作は世界を変えた名作と言われたチャールズ・ディケンズの同名小説を、フルCGアニメで描いたファンタジー。人物の肌の質感、髪の毛の質感など、まるで絵画のように丁寧に描きこまれたビジュアルと、1人7役を演じ分けたジム・キャリーの名演にも注目だ。
映画『Disney'sクリスマス・キャロル』は11月14日より全国公開予定