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13歳で強姦された女性がポランスキー監督を「気味の悪い老人」と表現するも「忘れたい」

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身柄拘束中のロマン・ポランスキー監督
身柄拘束中のロマン・ポランスキー監督

 32年前に13歳の少女にわいせつ行為を行ったとしてスイス当局に拘束されたロマン・ポランスキー監督だが、当時の被害者がポランスキー監督を過去に「気味の悪い老人」と表現するも、この事件で世間の注目を浴びるのを避けたいとの意向から起訴の取り下げ要求を行っていることがわかった。

 モデルだった13歳のとき、ジャック・ニコルソン邸でロマン・ポランスキー監督にわいせつ行為を受けたサマンサ・ゲイマーさんは以前メディアのインタビューに「彼がわたしにしたことは間違っていました。彼はそれを知っているはず。当時わたしは無垢で、そのようなことには無知でした。彼と性行為をしたことはわたしが望んだことではありません。そのようなことをする彼は、子どものわたしにとっては本当に気味の悪い老人としか思えませんでした」と語っている。ポランスキー監督は13歳の彼女にシャンパンと薬を飲ませて、ことにおよんでおり、当時その場にいた製作スタッフは、彼のその行為をとんでもないことをしたと語っている。

 しかしゲイマーさんは、2005年に考え方を変え、裁判での証言や、ポランスキー監督が注目を浴びるたびにメディアの目が自分に向くのは耐え難いとの思いから、彼を非難するのをやめようと決意し、「彼はわたしにとてもひどいことをしました。それは幼い子にしてはいけないことです。でもわたしがそのことを乗り越えようと努力し、忘れようとしてもメディアがまたこのことを持ち出し、そのたびにわたしは傷つくのです」と語り、その後、ロサンゼルス法廷に起訴取り下げの申し立てをしている。ゲイマーさんは現在45歳。結婚しており、ごく普通の家庭の主婦で子どももいる。

 一方、ロマン・ポランスキーの現在の妻、エマニュエル・セニエは声明を発表し、「われわれは、彼の自由を要求しています。また、アメリカへの身柄引渡しが行われないよう戦います」と強引な当局の行動に憤りをあらわにしている。(BANG Media International)

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