リメイク版『プレデター』にエイドリアン・ブロディが出演!今回は多様なプレデターが登場
アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した1987年のアクションSF映画『プレデター』のリメイク版へオスカー俳優が出演することが決まった。
ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、映画『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を受賞したオスカー俳優エイドリアン・ブロディがロバート・ロドリゲス製作の『プレデターズ』(原題)へ出演するとのこと。エイドリアンの役柄はハンターとして知られた男で、物語の中でリーダーの役割を担う主人公だ。オリジナル版の『プレデター』では筋肉隆々なアーノルドが特殊部隊の隊長を演じたが、リメイク版では軽いイメージのエイドリアンがリーダーを務めるとあってこの意外なキャスティングに驚きと期待の声があがっている。
また、大ヒット映画『スパイダーマン3』で敵ヴェノムを演じたトファー・グレイスが出演交渉中で、出演が決まれば目立たない会計士タイプの連続殺人犯を演じる。先月末にはリメイク版『プレデター』の脚本の内容が映画サイトLatino Reviewで伝えられ、プレデターたちが人間たちを集め人間狩りを楽しんでいるジャングルで、生き残りをかけて戦うのは殺し屋、囚人、殺人鬼、犯罪者など個性的な面々というリメイクというよりは全くのオリジナルといって良いロドリゲスらしい破天荒なストーリーが紹介され、オリジナル版に匹敵する面白さと評価されている。登場するプレデターも、プレデター犬や鷹のプレデターなどいろいろな種類が登場し、その頂点に君臨するのがブラック・スーパー・プレデターというノーマルのプレデターがステロイドで増強したような最強生物だ。ダニー・トレホ、アリシー・ブラガ、マハーシャラルハズバズ・アリ、ウォルトン・ゴギンズ、総合格闘家オレッグ・タクタロフも出演し、リメイク版『13日の金曜日』でジェイソンを演じたデレク・ミアーズがプレデターの一人を演じる予定で、アーノルドのカメオ出演もうわさされている。監督は映画『モーテル』のニムロッド・アーントルがあたり、撮影は来月からハワイで行われ、その後ロドリゲスのトラブルメイカー・スタジオのあるテキサス州オースティンで引き続き撮影される。全米公開は2010年7月9日を予定している。