上戸彩、赤いブーツはアトムとおそろいでベレー帽は手塚治虫へのオマージュ!
10日、新宿ピカデリーで映画『ATOM』の初日舞台あいさつが行われ、日本語吹き替え版でアトム役の声を務めた上戸彩が登壇した。
アトムの着ぐるみと登場した上戸の足元は、アトムとおそろいの真っ赤なブーツ。さらに「手塚先生がかぶっていたもの……っていうわけじゃないんですけど(笑)」と照れながら、「鉄腕アトム」の原作者である手塚治虫が生前、トレードマークにしていたベレー帽をかぶってきたと明かし、上戸なりの手塚治虫へのオマージュを披露した。
新しく生まれ変わった今回の映画『ATOM』について、上戸は「こんなに切ない話なんて……アトムの葛藤(かっとう)やお父さんとの別れに泣いちゃいました」と子どもはもちろん、大人も泣ける感動作だとアピール。もともとアトムの大ファンだったという上戸は、今回のアフレコに気合が入りすぎて「途中で声が枯れてしまって。1日の予定だった日程を2日間に伸ばしてもらいました」と苦労を振り返っていた。
『ATOM』は、手塚治虫の名作「鉄腕アトム」を、香港とロサンゼルスを拠点とするアニメーション製作会社イマジ・スタジオが3DCGで作り上げたアニメーション大作。事故で亡くなった息子の代わりとして作られたアトムの成長や冒険、ロボットとしての苦悩がダイナミックに描かれる。
映画『ATOM』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中