内野聖陽は密室好き?狭いエレベーター内の演技にワクワク!
映画『悪夢のエレベーター』の初日舞台あいさつが東京・渋谷のシネセゾン渋谷で行なわれ、内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹、斎藤工、堀部圭亮監督、原作者の木下半太、主題歌を担当したタカチャが登場した。
冒頭で、堀部監督から「この週末、すごく多くの作品が公開されますが、この作品を選んでいただいてありがとうございます。キャメロン・ディアスが頭を丸めている作品もありますけど、うちもモト冬樹さんが頭を丸めていますから!」とネタ振り。モトはすかさず「まんまだよ!」と返し、会場からは大きな笑いが起こった。
劇中、とあるマンションのエレベーターに閉じ込められるのは、内野演じる刑務所帰りの男・安井と佐津川演じるゴスロリ少女・カオル、モト冬樹演じるマンションの住人・牧原と、斎藤演じる浮気中の男・小川の4人。「密室劇というところに一番惹(ひ)かれた」という内野は、出演の理由について「狭いところが好きなもので……(笑)ってわけじゃないんですが、密室って何かが起こりそうじゃないですか。その中で演技するのがワクワクして」と、出演を即決したエピソードを披露した。
また、唯一の女性キャストである佐津川は、現場ではモト冬樹の下ネタに悩まされていたそう。それでも佐津川は「下ネタ攻撃、わたし一人に向けたわけじゃなかったし、モトさんのオープンなところを見せてもらいました。おかげで場が和んで仲良くなれたんだと思います」と大人なコメント。隣でモトは「微妙なフォロー……」と複雑そうな表情だった。そんなモトが演じる牧原は「他人の心が読める」という、4人の中でも変わり者キャラだが、出来上がった作品を見た感想は、「自分で見て、相当キモかったです」と自虐的。その言葉に妙に納得したような共演者と観客に、「うなずかれてもムッとするんですけど……」と悲しく突っ込んでいた。
映画『悪夢のエレベーター』は、シリーズ累計40万部突破の木下半太による人気小説を映画化した人間不信エンターテインメント。エレベーターに閉じ込められた4人の男女が、自分の秘密を暴露し合ううちに、4人の間に不信感が膨らんでい物語。
映画『悪夢のエレベーター』はシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて公開中