小泉純一郎元総理がウルトラマンキングでアフレコ初挑戦!きっかけは次男の進次郎!?
小泉純一郎元総理が12月12日より公開される映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラマンキングの声優を務めることがわかった。
本作で小泉元総理が声を務めるのは、ウルトラ一族を統べる長老的キャラクターのウルトラマンキング。これまでの「ウルトラ・シリーズ」を通して登場がまれで、その神秘的な設定からシリーズの中でも特に謎に包まれた存在だ。
円谷プロダクションではこの重要なキャラクターを誰に演じてもらうべきか検討を重ねた結果、一族を統べるウルトラマンキングの重みを表現できるのはかつて一国を背負った小泉元総理しかいないと判断し、出演を打診。このオファーを小泉元総理は快諾し、今回の起用に至った。
当初出演を断るつもりだったという小泉元総理は「進次郎が『それ出てよ』って言うんだよ。『子どものころ好きだった。これは政治に関係ないから出てもいいじゃない』と。しかも『声だけだから顔出ないからね。出てほしいな』って言うんで」と次男で衆院議員の小泉進次郎氏にせがまれたことでオファーを前向きに検討。台本を読んだ小泉元総理は「ああ、これはセリフが少なくていいな」と初アフレコに挑んだ。「何度か監督の指示に従って練習したのがよかった」と本番を振り返った小泉元総理は「ウルトラマンというのは、親子3代にわたって楽しめる作品。そういう人たちの、ウルトラマンに対するあこがれや希望に少しでも近づけるような声はどういったものか配慮しながらやったつもり」と小泉流役づくりを聞かせてくれた。
劇中では、解散総選挙時の記者会見を思い起こさせるような演説シーンもあるとのこと。小泉劇場ならぬ、ウルトラマンキング劇場に期待だ。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』は12月12日より全国公開