ジョン・ファヴロー、スーパーヒーロー映画『アベンジャーズ』は監督せず
大ヒット映画『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー監督が、マーベルが企画しているスーパーヒーロー映画『アベンジャーズ』(原題)の監督についてMTVのインタビューで語った。
今年3月の時点では、ジョン監督がメガホンを取るだろうといわれていた『アベンジャーズ』(原題)だが、「スタジオ側は別の監督を見つけてくるだろうね。だって、僕はそのときスケジュールの余裕がないからね」と監督はインタビューで答えた。監督は、『アベンジャーズ』(原題)の撮影時期にはエクゼクティブ・プロデューサーとしてかかわる映画があるそうで、『アベンジャーズ』(原題)でメガホンを取るのは難しいとのこと。『アベンジャーズ』(原題)にはアイアンマンのほかに、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ、ハルクらコミック・ヒーローたちがチームを組んで活躍するが、最新のハイテク技術を駆使したヒーローであるアイアンマンに深くかかわり過ぎてしまった監督は、魔法や神話など超自然的な側面を持つマイティ・ソーが登場する『アベンジャーズ』(原題)にかかわることは困難であると話している。しかしながら、エンターテイメント・ウィークリー誌によれば、ジョン監督はエクゼクティブ・プロデューサーとして『アベンジャーズ』(原題)に参加するだろうと伝えている。
また、キャストを一新して製作された『インクレディブル・ハルク』で全身緑色の超人ハルクを演じたエドワード・ノートンは、『アベンジャーズ』(原題)でハルク役として出演しないことをジョン監督は明らかにした。ハルクの件に関しては、先月末にエドワード自身がMTVのインタビューで、『アベンジャーズ』(原題)でのハルク役出演へ前向きな発言をしていただけに、ジョン監督の発言にはエドワードもショックを受けているのではないだろうか。『アベンジャーズ』(原題)の全米公開は2012年を予定している。