ソフトバンクのお兄さん、日本語セリフ100回練習!本当はすごく努力家ダンテ・カーヴァー
第22回東京国際映画祭
20日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、第22回東京国際映画祭に特別招待されている映画『風が強く吹いている』が上映され、出演者の川村陽介、ダンテ・カーヴァー、そして大森寿美男監督が舞台あいさつを行った。
ソフトバンクのお兄さんとしてもおなじみのダンテは、今作で箱根駅伝に出場する留学生を好演。日本語のセリフにも挑戦しているが、やはり苦労は絶えなかったようで、「カメラが回る直前まで、最低でも100回は(セリフを)練習しました」と驚異の努力家ぶりを披露。どんな言語であれ、マスターするのは大変だとしながらも、「最初から大変だと思ってしまうと、本当に大変。勉強を楽しもうとすれば、少しだけ楽になります」とダンテ流の語学習得の裏ワザを明かしていた。
「撮影は寒かったけど、チーム一丸となって走りきったことで心が暖かくなった」と川村らとの共演を振り返るダンテ。役柄の枠を越えたチームワークと友情が、今作の撮影で、さまざまな困難に挑んだダンテを心身とも支えていたようだ。
『風が強く吹いている』は直木賞作家、三浦しをんの同名小説の映画化。チームを引っ張るリーダー的存在のハイジ(小出)、生まれながらの天才走者であるカケル(林)ら個性豊かな大学陸上部のメンバーが箱根駅伝出場を目指す青春ストーリー。
映画『風が強く吹いている』は10月31日より全国公開