永作博美がかいじゅうに!今世紀最高の絵本の映画化『かいじゅうたちのいるところ』日本語吹き替え版に!
女優の永作博美が、特異な映像センスで知られるスパイク・ジョーンズ監督の新作映画『かいじゅうたちのいるところ』で日本語吹き替え版声優を務めることがわかった。
本作は、1963年の出版以来、世界中で2,000万人に愛されているモーリス・センダック原作による絵本を実写映像化した作品。イタズラ好きでちょっとわがままな8歳の少年マックスの冒険と友情を描いた感動作で、16日に公開されたアメリカでは、初登場第1位をたたき出した。
そんな本作の日本語吹き替え版声優に永作、加藤清史郎、高橋克実が決定した。今回永作が声を務めるのは、マックスの遊び相手で優しいお姉さん的存在のかいじゅうKW。オリジナルでは人気テレビドラマ「シックス・フィート・アンダー」のローレン・アンブローズが声を演じたキャラクターだ。今回の起用について永作は「スパイク監督があの絵本の世界をどう描いているのかワクワクしています」と作品への期待を語り、11月から行われるアフレコについては「初めて挑戦するアフレコですが、声の出演を通じて、物語の温もり、本質みたいなものが伝われば」とコメントしている。
また配給会社から「彼以外ない」と太鼓判を押されて主人公マックスに起用されたこども店長で有名な加藤は「マックスの吹き替えを僕ができるなんてうれしいです。難しいと思いますが、頑張ります。かいじゅうおどりをはじめよう!」と絶好調のコメントを寄せた。一方永作同様に作品の独特の世界観をも理解し、表現できる人物としてかいじゅうのキャロルに起用された高橋は「かいじゅうの世界を皆様にリアルに体験してもらえるよう、頑張ります!」と抱負を述べ、それぞれアフレコを楽しみにしている様子をうかがわせた。
映画『かいじゅうたちのいるところ』は2010年1月丸の内ルーブルほかにて全国公開