溝端淳平、よさこい祭りでまといを振り、華麗に踊る!
22日、グランドプリンスホテル赤坂にて映画『君が踊る、夏』の製作発表記者会見が行われ、主演の溝端淳平をはじめ、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音、宮崎美子、高島礼子、香月秀之監督らが登壇した。
本作は、高知のよさこい祭を舞台に若者たちの恋や成長を描く感動のドラマ。溝端は、プロカメラマンとして東京で修行を積むために恋人と離れ離れになるも再会を果たし、余命わずかな恋人の妹の「よさこいが踊りたい」という夢をかなえようと奔走する役どころ。そんな熱血漢のキャラクターについて溝端は、「自分に近い役でやりやすかった。人に頼りにされることや喜んでもらえることがすごくうれしい」と役柄が等身大であることを明かした。
また本作で溝端は、よさこい祭のまとい振りや華麗な踊りを披露しているが、「毎日2、3時間練習しましたが、まといは重く、肩に負担がかかるので、氷で冷やして頑張り抜きました」と一朝一夕で成しとげたことではなかったらしい。
意外にもハートフルなこの物語を描いた監督は『借王シャッキング』シリーズで裏社会をリアルに描いた香月秀之。この話が来たときは、よさこいを知らなかったと明かすも、踊り手たちの華麗な踊りと笑顔に感動し、エンターテインメント性の高い映画を作りたいと決意したのだという。香月監督が「すごい映画になると思います。期待して待っていてください」と自信をのぞかせると、溝端も「この作品を観ていただいて、熱い気持ちを思い出にしていただければ」と意気込みを語った。
『君が踊る、夏』は、一人の少女の強い想いをきっかけに、夢をかなえようとする若者たちと、それを見守る人々。そして、高知県を舞台に日本最大級の夏の祭典、よさこい祭りに情熱を傾ける若者たちが夢に向かって突き進んでいく姿を描いた感動作。
映画『君が踊る、夏』は2010年秋、公開予定