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映画版『X-ファイル』に続け!「ミレニアム」も映画化か?

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テレビシリーズで製作総指揮を務めたクリス・カーター
テレビシリーズで製作総指揮を務めたクリス・カーター

 大ヒットテレビシリーズ「X-ファイル」の劇場映画版第三作目製作の報道が流れるなか、「X-ファイル」のスピンオフ的テレビシリーズである「ミレニアム」の映画化について情報が明らかになった。

 ドラマ「ミレニアム」のファンサイトであるBacktoFrankBlackが、同シリーズで主役のフランク・ブラック役を演じたランス・ヘンリクセンが、数名の投資家から映画版「ミレニアム」のための資金提供のアプローチがあったと伝えた。当初は、テレビシリーズで製作総指揮を務めたクリス・カーター抜きで映画版は製作されるといううわさが流れたが、同サイトがクリスにインタビューしたところ、クリスも「映画版『ミレニアム』を製作する気があるかだって? もちろん、わたしも製作を考えているよ。いつも映画版『ミレニアム』に使えそうなアイデアを持っているんだ。でも、どんなアイデアかは内緒だよ!」と話した。ランスも、「わたしは『ミレニアム』のために、いつでもクリスのいる場所へ旅行する準備ができているよ! わたしは、『ミレニアム』映画版を実現させるために喜んでクリスと再びコンビを組むつもりだ」と語った。正式に映画版製作のゴーサインが出たわけではないが、主演スターとシリーズの生みの親の発言から、多くのファンが待ち望んだ映画版『ミレニアム』の製作へ前進していることが判明したのはうれしいニュースである。

 ドラマ「ミレニアム」は、「X-ファイル」のクリス・カーターが製作総指揮を務めたオカルト・サスペンスドラマで、日本でもテレビ放映、DVD発売され、デアゴスティーニ・ジャパンから「隔週刊ミレニアムDVDコレクション」が刊行されている。主人公の元FBI捜査官フランク・ブラックが秘密組織「ミレニアム」を捜査するストーリーで、「X-ファイル」のスピンオフ的テレビシリーズと言われているのは、最終シーズンで「ミレニアム」と対決するためにFBIに復職したフランクのその後を「X-ファイル」の第7シーズンで描いているからだ。「X-ファイル」と共通するテーマも多いが、「ミレニアム」は世紀末へ向けての絶望感や不安感、人間の心の闇を描いた内容で、現在もカルト的人気を誇っている。

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