市村正親、篠原涼子との間にできた長男のために芝居をプレゼント?
27日、築地の朝日新聞 読者ホールで、映画『Disney'sクリスマス・キャロル』の公開記念イベント「本を読んで、未来を変えよう!感想文コンテスト」の授賞式が行われ、俳優の市村正親が登壇した。
イギリスの文豪ディケンズの不朽の名作にちなんで開催された本イベント。約500名の応募者の中から選ばれた7名の受賞者は大人から子どもまで幅広く、世界中で親しまれてきた名作ならではの顔ぶれだった。舞台役者として幾度となく「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージを演じてきた市村は、まさに日本のスクルージともいえる存在。60歳を迎えた今も第一線で活躍する名優の市村は、本イベントのプレゼンターに適任だ。そんな市村といえば24歳年下の女優・篠原涼子との間に男の子がおり、その子煩悩ぶりが話題となっているが、そのことについて「子どもはまだ1歳半なんですが、3歳になればだいぶわかるようになると思うので、そのころに『クリスマス・キャロル』の一人芝居を再演しようと計画しています」と答える姿は、すっかりパパの顔だった。
本作への思い入れは人一倍強いと語る市村は、「これはCG作品ですが、僕の場合はお客さんの想像力をかきたてて演じるものですから。僕自身、映画を観て、いろいろな想像力をかきたてられたので、きっと新たな『クリスマス・キャロル』が生まれるような予感がしています」と幻想的でイマジネーションあふれる映像が展開される本作から大きな刺激を受けていた様子だった。
本作は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』の巨匠ロバート・ゼメキス監督が手掛けたフルCGアニメ。まるで絵画のような深い陰影の色彩で、19世紀ヴィクトリア朝のロンドンを忠実に再現した美術にも注目だ。
映画『Disney'sクリスマス・キャロル』は11月14日より全国公開