入れ歯が飛ぶ!キレた老婆がコワ過ぎ!もはや笑うしかないほど恐ろしいサム・ライミ『スペル』
YouTubeのGAGA Movie Channelで、何とも言えない歌とショッキングな映像満載の“「スペル」キレたら怖いバアさんのロックンロール”が公開されている。
その動画は、映画『スパイダーマン』シリーズで知られるヒットメーカー、サム・ライミ監督が放つ衝撃ホラー映画『スペル』の宣伝ムービー。『スペル』は、銀行のローンデスクで働く女性行員が、仕事上のトラブルで顧客の老婆の恨みを買い、謎の呪縛(じゅばく)にかかってしまうというホラー映画。しかしローナ・レイヴァー演じるジプシー風の老婆の行動と、その老婆がかけたのろいの数々が、恐怖を超えて笑いの領域にまで達してしまっている珍しい作品なのだ。
“「スペル」キレたら怖いバアさんのロックンロール”は、作品が持っているそのテイストを十分に理解し、なおかつ音楽的センスを爆発させたまれに見る宣伝ムービーだ。銀行のローンデスクで働くクリスティンと老婆の問答が始まったかと思いきや、絶妙な編集とともに、「見た目はただのお婆さん だけどキレたらDon’t Stop!!」という歌詞で始まる、とらえどころのない歌が流れる。
そしてその歌に呼応するかのように、老婆の「ノン入れ歯ハムハム!」「ハンカチーフアタック!」「マウス クライシス パンチ!」などの衝撃映像が次々と流れていく。男性が歌う謎の歌はもちろん本編には流れない。しかし、老婆の過激でありえない行動の数々は実際の本編映像を使用。こんなのが劇中に登場する映画って一体!? まさにショッキングだ。
しかしこのショッキングな映像は作品のごく一部。本編には、今回の宣伝ムービーで明かされた以上の衝撃が待ち受けているのだから驚きだ。怖すぎる老婆ののろいを浴びたクリスティンの運命は? それはもちろん劇場で。
映画『スペル』は11月6日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開