ブラピがタランティーノ監督と来日!会見に報道陣なんと400人!二人の関係は三船敏郎と黒澤明監督!?
4日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京にて映画『イングロリアス・バスターズ』の来日記者会見が行われ、主演のブラッド・ピット、メラニー・ロラン、ジュリー・ドレフュス、そしてクエンティン・タランティーノ監督が登場した。
約400名のマスコミが殺到するという大盛況の中、「どうも!」と上機嫌で登場したタランティーノ監督は、ブラッドとのゴールデンコンビが話題になっている本作に触れて、「三船敏郎と黒澤明監督、JJサニー千葉と深作欣二監督のように、俳優と監督の間にきずなが生まれるということは非常にエキサイティング!」とコメントすると、ブラッドも「前に(タランティーノ監督が脚本を担当した)トニー・スコット監督の映画『トゥルー・ロマンス』でカメオ出演したことがあったから、タランティーノ監督とは縁があったんだろうね」とまんざらではない様子で返していた。
さらにブラッドは「(タランティーノ監督が)第二次世界大戦をテーマにした映画を作るらしいといううわさがハリウッド中を駆けめぐっていて、神話化していた。僕は8年前にそのうわさを聞いていて、まさかその映画に自分が出るなんて」と喜びをあらわに。また「アイコンとしての存在感など、ブラッドのキャリアの中でもすべてがパーフェクトな時期に、一緒に仕事ができたのが最高!」とブラッド絶賛の言葉をまくしたてるタランティーノ監督に、照れくさそうに「サンキュー」と答えていた。
本作では「面白さタランかったら全額返金しバスターズ!!」と題し、もし面白くないと感じた場合、60分以内に退場すると入場料を返金するというキャンペーンを実施する。そのキャンペーンに関してタランティーノ監督は「配給会社からそのアイデアを聞いて、ぜひやってやろうじゃないかと思ったね! もし60分で出たいという人がいるなら、ぜひ出てください! こっちは残った観客と楽しくやるからね(笑)!」と異例のキャンペーンにも絶大なる自信を見せていた。
『イングロリアス・バスターズ』は、映画『キル・ビル』シリーズのタランティーノ監督による最新作。第二次世界大戦期にナチスに占領されたフランスで、名誉なき野郎ども(イングロリアス・バスターズ)と呼ばれる連合軍の秘密部隊がナチスに戦いを挑むアクション・エンターテインメント。
映画『イングロリアス・バスターズ』は11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開