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杉本彩を直撃!「エロスと母性は通じる!男性や動物を愛するのは母性」…と動物愛護を訴える

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猫4匹と暮らしています。杉本彩
猫4匹と暮らしています。杉本彩

 日本のペットの厳しい現状を訴えるドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』に感動した、自身も4匹の猫と暮らす愛猫家の杉本彩が、本作を文部科学省選定にすべしと力説した。

映画『犬と猫と人間と』

 20歳のころからこれまで、数えきれないほどの猫たちに新しい飼い主を探してきたという杉本が本作を観た感想は「この映画を作ってくれてありがとう!」だったという。自分の今までの体験から、どれだけ温かくほんわか作られたものであったとしても、その問題の向こう側が見えてしまい気が重くなるだろうと思ったそうだ。しかしこの映画には、「子どもたちが子犬を保護し、自分たちの手で一生懸命育て、もらってもらうときには涙しながら別れの悲しみも経験する姿に、まだまだ日本にも希望があると感じました! これは何にも勝る最高の教育映画だと思います。ぜひ文部科学省が推奨して、全国の小学生たちに家族と一緒に観てほしい」と力説する。

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 飯田基晴監督がこの映画を撮るきっかけになったのは、今は亡き稲葉さんという猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いだった。杉本はその魂のようなものを強く感じ、感銘を受けたという。「わたしは母性の塊ですから! 動物を愛するのも、男性を愛するのもやはり最終的には母性に行き着くと思うんです。みなさん母性とエロスってかけ離れたものだと考えますけど、それって実はすごく通じ合うものがあると思うんです。いつも言っていることですが、その人の人生が満たされるには、やはり愛とエロスとユーモアがないと」とほほ笑む。

 では、わたしたちにできることは何かというと、「もし動物と一緒に暮らしたいと思ったら、動物保護センターや、保健所などから引き取ってほしいのです。それも1つの愛護活動であるということを知ってもらいたいですね」と国内では年間30万匹以上の犬猫が殺処分されているという事実を知ることがスタートだという。猫たちへの思いは無償の愛で、自分にとっては猫も恋人もどちらも大事で甲乙つけがたい存在だが、「わたしは男性に対しても、動物に対しても与えてばかりの人間ですが、それが自分の幸せなんです!」ときっぱり。小さな命の大切さを訴える杉本が太鼓判を押す、『犬と猫と人間と』。本作が持つ力を、ぜひスクリーンで感じてほしい。

映画『犬と猫と人間と』はユーロスペースほかにて全国公開中

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