『パイレーツ・オブ・カリビアン』、続編は止めるべき?出演者が痛烈なダメだし
世界中で大ヒットした『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズについて、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベスの父親役、ジョナサン・プライスが、これ以上の続編製作は「短絡的」と反対の意向を示した。これまで3作品はいずれも大きなヒットとなり、制作が決まった4作目には主演のジョニー・デップの出演が決まっているが、その他のメイン・キャストであるキーラやオーランド・ブルームは出演しないといわれている。テレグラフ紙(電子版)によると、エリザベスの父、ウェザビー・スワンを演じてきたプライスは、「最初の3作品に出演したのは、断る理由もなかったし、カリブ海での思わぬ出来事を楽しみにしていたからでもある。だが、これほどのヒットになるとは予想していなかったし、これ以上続編を作ろうというのは、あまりにも近視眼的で短絡的発想だ。観客にとっても意義があるとは思えない」とコメント。
さらに、「観客はこれよりも新しくて、より素晴らしい作品に出会うチャンスを与えられるべき。実際このシリーズには、4作目だけじゃなく5作目や6作目の話さえ出ているが、業界は低予算作品に出資することはせず、結局はメジャー作品の繰り返しをしているだけ」とさらなる続編製作について疑問を投げかけている。