ウィル・スミス、感動小説「アルジャーノンに花束を」映画化作品でついにオスカー獲得か?
全世界を感動の渦に巻き込んだダニエル・キイスの小説「アルジャーノンに花束を」が、ウィル・スミスにより再び映画化されるかもしれない。
映画サイトPajibaが独占スクープとして伝えたところによると、ウィルが自らプロデュース、主演を務めて「アルジャーノンに花束を」の映画化を企画しているとのこと。ダニエル・キイスの同小説は、すでに1968年の映画『まごころを君に』、2000年の映画『アルジャーノンに花束を』と2回映画化されており、日本でもユースケ・サンタマリア主演でテレビドラマ化されたり、舞台化、ラジオドラマ化もされている。ストーリーは、幼児並みの知能しか持たない青年チャーリーが脳手術によって天才と変貌するが、同時に彼は人間の心の醜さや偏見を知り苦悩する不朽の名作だ。
今回の映画化は、ウィルが主宰する制作会社オーバーブルック・エンターテインメントとポルスキ・フィルムズ、『ハンコック』と『アイ・アム・レジェンド』でウィルとコンビを組んだトレイシー・ニーベリが中心になって進めていく。1968年の映画『まごころを君に』では、チャーリー役を演じたクリフ・ロバートソンがアカデミー主演男優賞を獲得しており、『幸せのちから』と『ALI アリ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたウィルにとって、本作でついにオスカー獲得となるかもしれない。