ケイト・モス、「やせていることほどおいしいものはない」とのコメントで非難集中
スーパーモデルのケイト・モスが、極度に細いことはいいことだという内容のコメントをして非難を浴びている。
「いろいろなモットー(座右の銘)があるわ。『やせていることほどおいしいものはない』というのもその1つ。頭にたたき込んでいるんだけど忘れてしまうことがある」とケイトはファッションサイトのインタビューで語った。
同じような言葉は拒食症を支持するホームページ「スタービング・フォー・コントロール」のスローガンにも使われている。しかし、7歳の娘ライラ・グレイスがいる35歳のケイトの無責任な発言は、若い子の摂食障害を助長するものだと非難を浴びている。
摂食障害専門の心理学医アンセア・ファースランドは、「この言葉は、拒食症のホームページなどで、やせるために自分や互いにいい聞かせるために使われているもの。あれだけの有名人が口にすれば大きな影響があると思います。世間が遠ざけようとしていることに信ぴょう性をもたらしてしまうコメントです。不安定でギリギリの状態にいる人は、これを聞いてまたやせることを追及し始めてしまうかもしれません」とシドニー・モーニング・ヘラルド紙に語っている。(BANG Media International)