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スティーヴン・キングが『シャイニング』の続編を執筆!続編も映画化か?

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スティーヴン・キング
スティーヴン・キング - Larry French / Getty Images

 スティーヴン・キングのホラー小説「シャイニング」といえば、スタンリー・キューブリック監督が映像化し、ジャック・ニコルソンが怪演した映画が有名だが、その続編が製作されるかもしれない。

 カナダ・トロントのキャノン・シアターで新作小説「アンダー・ザ・ドーム」(原題)を披露したキングが、「シャイニング」の続編の執筆を夏から開始していることを明らかにした。キングの同小説に対する思い入れは強く、キングは原作とは異なるキューブリック監督の映画版に対して不満を持ち、1997年には自ら製作総指揮を務めてテレビ・ミニシリーズとして再映像化しているほどだ。続編小説では、前作で狂気に侵された父親ジャックの息子であり、不思議な能力「輝き(Shining)」を持つダニー・トランスのその後が描かれる予定だ。前作のエンディングで母のウェンディ、料理長のハロラン(映画版ではハロランは殺される)と共に逃げ延びたダニーは、続編では40歳となりニューヨーク北部地方に住んでいる。末期患者のホスピスに勤めているダニーは、病棟勤務員として働きながら、死後の世界へ行ってしまった患者を救済する仕事をしているという設定で、続編の題名候補としてキングは「ドクター・スリープ」(原題)を考えているそうだ。続編小説が刊行されれば映画化されるのは濃厚であり、1999年に亡くなったキューブリック監督の映画版を越える続編が誕生するか期待したいところだ。

 キングといえば、新作小説「アンダー・ザ・ドーム」(原題)のテレビドラマ化が先日明らかになったばかり。同小説は、ドリームワークスがドラマ化の権利を獲得しており、スティーヴン・スピルバーグがエクゼクティブ・プロデューサーを務めることが決まっている。

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