北野武が新作を発表!自ら監督・主演務める本格ヤクザ映画『アウトレイジ』に面白くて仕方ない!
北野武が、『BROTHER』以来、久しぶりに現代ヤクザを描いた本格的なバイオレンス作品『アウトレイジ』に監督、そして主演することがわかった。
“OUTRAGE”(アウトレイジ)とは、直訳すると、“極悪非道”といった意味で、まさに登場人物すべてが悪(ワル)という異色のバイオレンス・エンターテインメント作品である本作にふさわしいタイトルだ。
そのほかに出演者には、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮、さらに國村隼、杉本哲太、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗、塚本高史、中野英雄など、北野映画初登場ばかりの豪華なキャスティングが集結。今年の夏にクランクインし、現在来年2010年の公開を目指して編集作業が進められている。
特に加瀬亮は撮影中に、いままでの気弱なキャラとは違う迫真のキレ演技を見せ、北野監督が思わず拍手する場面もあったり、また撮影中から編集作業まで、北野監督から「面白くて仕方ない」という発言が飛び出すなど本作への満足度がうかがい知れる。
物語は、関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織である山王会の組長、関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長、池元(國村隼)に苦言を呈すことから始まる。若頭の加藤から、直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、すぐさま自らの配下である大友組の組長、大友(ビートたけし)にその役目を任す。
映画『アウトレイジ』は、2010年全国公開