ジョニー・デップ来日会見で、「一番の敵は自分の中にいる!」と男気披露!
主演映画『パブリック・エネミーズ』のPRのために緊急来日しているジョニー・デップが9日、六本木・グランドハイアット東京で記者会見に出席した。デップが来日するのは、映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、約2年ぶり6度目。会見にはスチールカメラマン210人、記者300人、テレビカメラ80台が来場し、注目度の高さがうかがえた。
おなじみのハットに薄い色のサングラス、スーツにデニム地のシャツ、そしてジーンズというファッションで登場したデップ。先日アメリカのピープル誌で「2009年の最もセクシーな男性」に選ばれ、2003年以来2度目の栄冠を獲得したが、記者からタイトルにちなんで「さぞかし敵(エネミー)が増えたのでは?」と質問が飛ぶと、少し考え込みながら、「一番の敵は自分の中にいるんだ。自分で限界を決めてしまったり、妥協してしまったりしたらそこで終わりだからね」と回答し、セクシーなだけでなく、強い信念を持った超A級スターであることを改めて印象付けた。
自身が演じた正義の銀行強盗役については、「共感できる点が多い。ワイルドで反抗的な部分は、僕の少年時代に似ているしね。僕は運良く人生のカードが違っただけ」とデップ。最後は「メリークリスマス、また近いうちに日本に戻ってきます!」と宣言し、会場からは大きな拍手が巻き起こった。10日に六本木ヒルズアリーナで行われるレッドカーペット・イベントの模様は、PCではGyaO!、モバイルではgirlswalker.comでライブ配信される。
『パブリック・エネミーズ』は大恐慌時代のアメリカに実在し、FBIから“社会の敵ナンバーワン(パブリック・エネミー・ナンバーワン)”に指名されたジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたアクション・ラブストーリー。共演は映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオン・コティヤールと、映画『ダークナイト』『ターミネーター4』のクリスチャン・ベイル。
映画『パブリック・エネミーズ』は12月12日より全国公開