ブラッド・ピット、吸血鬼ドラキュラのモデル「串刺し公」の映画を製作
アン・ライス原作のベストセラー小説を映画化した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で人間の良心を捨てきれない吸血鬼を演じたブラッド・ピットが、ドラキュラ伝説の起源を描く映画をプロデュースすることが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、映画は世界中で大ヒットしている『トワイライト』シリーズを製作したサミット・エンターテイメントが企画している『ヴラド』(原題)で、ブラッドはデデ・ガードナーと共に主宰する制作会社プランBのもとプロデューサーとして参加する。映画では、吸血鬼ドラキュラのモデルとして知られる15世紀ルーマニアのワラキア公「ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)」の生涯を描いていく予定で、脚本は俳優でもあるチャーリー・ハナムが手掛け、監督候補としてリアーナのミュージックビデオや宇多田ヒカルの「カム・バック・トゥ・ミー」のPVを手掛けてきたアンソニー・マンドラーが交渉中だ。本編では、青年時代のヴラド・ツェペシュが活躍することから、映画『トワイライト~初恋~』でロバート・パティンソンが一躍人気者になったように、新たな若手俳優がブレイクするきっかけとなるのではと期待されている。