キモ笠隊出没！白塗り笠姿で都内の名所巡りをする奇妙な一行に要注意？
8日、顔を白塗りにし、笠を被った“キモ笠隊”と名乗る奇妙な一行が、月島、越中島、西大島、大島、平和島、昭和島など、島と名の付く地域に出没して話題となった。
この一行の正体は、映画『彼岸島』の親善大使。彼岸島の住人として、劇中に登場するキャラクターをイメージして結成されたキモ笠隊。5名の隊員の全員が、映画にちなんで吸血鬼であることを白塗りの顔で表現していることと、おそろいの笠とレインコートを着て常に整列して移動することなど、その姿はまさにキモ笠隊の名にふさわしい。
一行は、『彼岸島』にちなんで都内で島の名前が付く場所のほか、浅草、東京タワー、秋葉原などの名所にも出没した。途中、公園でブランコに乗ったり、立ち食いそば屋で昼ご飯を食べたりするなど、行動は普通だが見た目が奇妙なので街行く人は一瞬驚いていた。しかし、記念撮影に応じたり、興味津々にゲームセンターをのぞき見したりと、以外にも気さくでおちゃめな一行だということで、修学旅行生や小学生からは大人気。今後も、キモ笠隊はクリスマスや正月でにぎわう街中に出没予定だ。特にお台場や江の島など、島に縁のある場所は要注意だ。
キモ笠隊がPRする『彼岸島』は、松本光司原作による同名の人気コミックを映画『火山高』韓国のヒットメーカー、キム・テギュン監督が映画化したサバイバル・アクションエンターテインメント。石黒英雄ふんする主人公の明が、行方不明になった兄を探しに、吸血鬼と化した住民が支配する彼岸島に上陸するという物語だ。石黒、水川あさみらの体当たりアクションと共に、キモ笠隊がふんした彼岸島の住人たちにも注目だ。
映画『彼岸島』は2010年1月9日より新宿バルト9ほかにて全国公開