日本映画通のユ・ジテ、日本初のファンミーティングで650人のファンに大サービス!
19日、日本教育会館一ツ橋ホールにて、韓国ドラマ「スターの恋人」でチェ・ジウの相手役を務めたユ・ジテが来日し、日本で初のファンミーティングを行った。
近年は俳優業のみならず監督にも挑戦し、今年は第22回東京国際映画祭で審査委員も務めるなど幅広い活躍が目立つユ・ジテ。マスコミ向けの会見で「日本人監督で好きな人はいますか?」と質問されると「岩井俊二、阪本順治、塚本晋也、青山真治……」と現在活躍中の監督から大御所までたくさんの名前を挙げ、「若いころ日本映画ブームだったので、たくさんの日本映画を観ました。最近では(西川美和監督の)『ゆれる』がとても印象に残っています」とニッコリ。さらに今後について「このまま俳優業と監督業を平行して、いつか社会福祉の活動も行っていきたい」と語り、まじめで誠実な人柄をうかがわせた。
イベントでは「スターの恋人」撮影時に日本の奈良でロケをしたときの思い出を語り「鹿にせんべいをあげたら手や顔までなめられそうになりました。(ヒロイン役の)チェ・ジウさんも被害に遭いそうになっていましたよ(笑)」と笑いながら当時のエピソードを披露。ほかにも童話の朗読や私物プレゼントのほか、抽選で選ばれたファンとラブストーリーの寸劇を演じるなど大サービスで、ファンたちはユ・ジテからの一足早いクリスマスプレゼントに酔いしれた。
「スターの恋人」は、アジアのトップスター女優イ・マリ(チェ・ジウ)と、彼女の本のゴーストライターを務めることになった小説家志望の大学講師キム・チョルス(ユ・ジテ)の恋の行方を描く切ないラブストーリー。
DVD「スターの恋人」BOX I&BOXII(各税込み:21,000円)はメディアファクトリーより発売中