ジェームズ・キャメロン監督、リメイク版『ミクロの決死圏』をプロデュース
12月23日から公開される新作『アバター』が楽しみなジェームズ・キャメロン監督が、新たなSFアクション映画に着手していると報じられ話題となっているが、詳細が明らかになった。
映画『アバター』のロンドンプレミアで、MTVがキャメロン監督とプロデューサーのジョン・ランドーにインタビューしたところ、報じられている企画とはSF映画の古典的名作『ミクロの決死圏』をリメイクするものだそうだ。残念ながら、本作ではキャメロン監督はメガホンは取らず、プロデューサーを務めるとのこと。『ミクロの決死圏』は1966年当時の最新技術とアイデアを駆使して製作されたが、リメイク版は現在の最新デジタル映像技術を活用し、3D映画として製作される。
映画『ミクロの決死圏』のリメイクは2007年ごろから進められており、当初からキャメロン監督が関わっていた。リメイク版の監督候補にはローランド・エメリッヒ、ターセムなどの名前が挙がっていたが現在のところは未定で、脚本は『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』のシェーン・サレルノが手掛ける。ストーリーは、脳内出血を起こした人を救うべく人間をミクロ化して体内から治療しようとするSFアドベンチャー映画で、オリジナルはアカデミー美術監督賞および特撮視覚効果賞を受賞した。また、『ミクロの決死圏』にインスピレーションを受けて製作されたのが、1987年のスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督映画『インナースペース』で、こちらもアカデミー視覚効果賞を受賞している。